北風小僧が木々の葉を落とし、冬を置き土産に駆け抜けて行きました。黒姫山も初冠雪から何度かうっすらと雪化粧をし、いよいよ里にも雪が舞い、冬到来です。
私は殆ど冬の運転をしないのですが、車も冬タイヤに履き替えてもらい、庭の冬囲いが終わり、これで一安心。
これからは、ピーンと冷たい空気に夜空の星が、一段と輝きを増す季節になります。昨夜も星が綺麗に輝いていました。雪が積もると星空を背景に雪明りに浮かぶ山々のシルエットと満月を拝むのが楽しみです。
ムーミンの国フィンランドよりお客さま
今までも海外、アメリカ、カナダ、ニュージーランド、韓国などなど、様々な国から、お客さまがお見えになりましたが、フィンランドよりお客様がありました。
信濃町には、ドイツの童話作家ミヒャエル・エンデや地元にゆかりのある童話作家の作品が、展示されている黒姫童話館があります。約30年前に童話館開設の折に監修をされたのが日本で最初に「ムーミン」を翻訳された山室静先生でした。ですからフィンランドとは何らかつながりを感じさせられます。
私にしてみれば、遠いムーミンの国から「信濃町の森林セラピーを勉強したい。」と、わざわざ、お越しになると言う事をありがたいと言う気持ちと共に、私に何が出来るだろうと少し不安にも思いました。
2泊3日のご滞在で、プログラムは「森林セラピー体験」、「ナイト・ハイク」、それと私がご一緒した「アロマテラピー:森からの香り」、「ヨガと森:森林セラピーの要素を取り入れたヨガ」そして「Deep Rest Yoga:リストラティブヨガでセルフコンパッション」でした。
アロマもヨガも少し講義をさせていただきました。その中で私自身が理解でき腑に落ちている「ストレスとは?」についてお話をいたしました。その折に協会で受講した「ポリヴェーガル理論」も紹介することが出来ました。
限られた時間の中ではありましたが、森・自然の中で、土や草に触れ、木々の香りを感じ、新鮮な空気を味わいながらのヨガ。その後に室内に移って、ゆっくりとリストラティブヨガで、リラックスの時間を取りました。
勿論通訳の方もいらっしゃったのですが、母国語では無く英語(私は片言英語)での会話でも、通訳さんを通さずともヨガを介して、お互いに気持ちが伝わったのが良く分かりました。そして、予想した以上に気に入っていただけたので、とても安心しました。
この2つのヨガ(森&リラックス)の組み合わせは、リフレッシュしてリラックス出来、とても効果があるように以前から感じていました。冬の間、自称「冬眠中」に計画をして、みどりの季節にワークショップが出来ないかな?などと思索にふけっております。フィンランドからのお客様は、姉妹お二人:姉Mari(マリ)さん、妹Marianne(マリアンヌ)さん。マリさんは、フィンランドらしく?サウナヨガの資格をお持ちです。マリさんのホームページがとても素敵なので、ご紹介しておきます。Saimaalife Instagram: @saimaalife
行きつけの森
さて、「私の森.jp」と言うサイトの紹介文の中に「『行きつけの森』を見つけて欲しい」とありました。皆さんもご自身が、安心できて心地良い森、そんな場所でヨガが出来るように「行きつけの森」を探しに、様々な森に出かけて見てはいかがでしょうか?
季節の変わり目、それぞれにご自愛いただきますように。
With Love, Yogini Rie (2022年12月10日信州信濃にて)
森林メディカルトレーナーと信濃の森を歩きたい方は以下にお問合せ下さい。
〇http://iyashinomori.main.jp/flow/
〇しなの町 Woods-Life Community 癒しの森
026-255-5925(直通)(受付時間 9:00〜18:00)
2003年 信州・信濃町「癒しの森®」森林メディカルトレーナー®取得
2010年 米国セドナにて200RYTを取得
2022年 日本メディカルヨガ協会ヨガセラピスト認定
信州の森に関するホームページ
〇 長野県信濃町観光協会
〇 信州信濃町「癒しの森®」
〇 CW・ニコル「アファンの森®」
〇 森林セラピーソサエティー