今回は、医療化が進む社会におけるヨガセラピストの役割について考えてみたいと思います。 医療化とは 医療化とは、「かつては医療が扱うべきものとされていなかった現象が、医療の対象になること」を指します。医療化には、二つの流れ…
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日本ヨガメディカル協会理事の岡部朋子が2021年春、京都大学医学部の社会健康医学系大学院博士後期課程に入学しました。公衆衛生にヨガセラピーを活かして行くための学びを、この場でシェアしていきます。
今回は、医療化が進む社会におけるヨガセラピストの役割について考えてみたいと思います。 医療化とは 医療化とは、「かつては医療が扱うべきものとされていなかった現象が、医療の対象になること」を指します。医療化には、二つの流れ…
日本ヨガメディカル協会の代表理事岡部朋子とオックスフォード大学医学博士にして西洋医学と漢方を極めたイグノーベル賞医師新見正則医師との対談動画シリーズです。
AI技術を駆使した無人レジ 院生の調査として、カナダと米国を訪れてきました。いずれの国でもレジは自動化され、公共交通機関にも電子化が浸透していました。技術革新のスピードにはもはや驚くことはないのですが、日本に帰国する際に…
社会的弱者とは 大学院に入り、社会的弱者に対する「社会モデル」という考え方を学びました。社会的弱者とは社会のなかでその構成員として存在しながら、大多数の他者と較量すると、著しく不利な状況や不利益な状態に置かれる者(個人あ…
産後のメンタルヘルス 産後のお母さんのメンタルヘルスについて、最近では産後うつ病に特化した薬の開発も進んでいるようです。しかし、一方でお母さんたちは薬物療法より安心した環境で話を聞いてもらうことを好んだり、メンタルヘルス…
当協会は、米国でヨガセラピーを学び日本での普及に取り組んでいた私(代表理事 岡部朋子)が、新見正則先生(新見正則医院院長)に背中を押していただき、設立に至りました。その目的は日本におけるヨガセラピーの学びの場をつくること…
早いもので、2022年も幕を閉じようとしています。今年の漢字は「戦」でしたが、2023年は、戦(勇み・烈み : いさみ)には癒し(ケア)が必要であることが理解される年であってほしいと願っています。 私たちヨガメディカル協…
子供たちが思春期を迎えると、つるつるだった肌にニキビがひとつふたつ、わけもないイライラが始まります。これもホルモンの仕業で、本人たちは何が起こっているのかもわからずに、自分の力ではどうしようもない変化の嵐の中を過ぎていき…
今回は、自己効力感についてのお話です。公衆衛生大学院では、人々の健康づくりについても学びます。 私たちの健康は、社会的な状況(孤独かどうか、どんな仕事をしているか、どんな生活習慣か)や、社会環境(国の政策や文化、所得格差…