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ヨガをやる方の中には、このような方も少なくないのではないでしょうか。 「もともとは運動が嫌い、スポーツ苦手、体は硬かった。」 「仕事に追われて不健康そのものの生活を強いられていた」 「ヨガを始める前は、あっちもこっちも調子が悪いものだから、不摂生の悪循環に陥っていた。」 などなど。

このような方がひとたびヨガに触れると、「あれ?なんだか調子良いかも?」から 「やっぱり調子良い」になり「すっかりヨガの虜」となって行くようです。かくいう私もその一人。 そして「ずぼらヨガ」の著者であるイラストレーターの崎田ミナさんも この本の中でご自身のことを「ずぼらで運動嫌い」と公言してらっしゃいます。

「ヨガ」というと健康美やスマートで洗練されたイメージを持たれがちですが
本来ヨガとは、もっと身近で楽ちんで生活に密接したものでもあるのです。
そしてそれは「ずぼら」でもできると崎田さんはおっしゃいます。

ヨガスタジオに足を運ばなくとも オフィスの椅子で、自宅の部屋で、寝る前の寝具の上で、トイレの便器に座りながらだって、それは立派なヨガであると伝えてくださいます。

イラストとエッセイを交えながら、 テーマ別にヨガのポーズを詳しく紹介してあるこの本は、ヨガ初心者の方にはもちろん、ヨガをお伝えするセラピストにとっても大変読み応えのある本となっています。

解剖学、生理学的観点からの解説がわかりやすいのはもちろんのこと、何よりも「ずぼらでもできる」とのメッセージは、ヨガの八支則「ヤマ」の「アヒンサー(非暴力)」に値するのではないでしょうか。

楽になる術である「ヨガ」は、あるがままの自分を許し、受け入れ、慈しむことから始まります。自己肯定感を育むプロセスを大切にするヨガはきっと、崎田さんが本書に書かれたような「いつでもどこでもやりたいときにできる」ヨガなのではと気づかせてくれるのです。

「ずぼらヨガ」の「ずぼら」はネガティヴでも自虐的でもなく、 自分のあるがままを容認できたというポジティブな「ずぼら」なのだと感じます。そしてそのことは、ヨガセラピストがヨガをお伝えしていく上で、とても重要なテーマになるのではないでしょうか。

是非、ご一読ください。

文責:石井及子

ヨガを「教える」のではなく「寄り添う」ことを大切にしたいあなたへ

変わるのは、その人自身。
あなたは、その変容に寄り添う伴走者でいい。

「正しいポーズを教えなければ」というプレッシャーを手放してください。ヨガセラピーは、答えを与えるのではなく、その人の内側から変化が生まれるプロセスに静かに寄り添うアプローチです。体の声を聴き、その人のペースを信頼し、ともに歩む。そんな指導者を目指す方のために、このプログラムはあります。

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