横山 みつこ: ヨガメディカル協会公認コーチ

(右)横山みつこ

“Continue to enjoy my life”

……これは ラリー先生のクラスの中で「3年後自分がどうなっていたい?」 と問いかけられたアルゼンチンから来た男性の答えです……

今年で4回目となるアメリカでのカンファレンス。毎回来る度にヨガセラピーのテクニックよりも 大切な様々な学びや 経験を頂いています。

特に今回のカンファレンスでは事前にクリニックでのヨガセラピーを見学させてもらうためアメリカの何人ものヨガセラピストに ご尽力いただきました。多くの友人に心から感謝しています。

このカンファレンスに出席することにより国籍に関係なくヨガセラピスト同士のコミュニケーションの場となること、そして各国の ヨガセラピスト達が自分の仕事に誇りを持ち堂々と自分の学びを語りそしてシェアしていくという貴重な時間を共有することができました。

2019年SYTARは自分がセラピストとしての方向性を確認できた場所でした。

心と体と呼吸

ヨガセラピーの源流は、いつも心と身体の繋がりソマティックサイコロジーであり、そこにもうひとつ重要な要素”呼吸”が加わります。

3つの要素に加え、クライアントさん 患者さんに安心 安全 そして楽しんでもらえる要素をどのように織り込んでいけるがが私たち現場にでているヨガセラピストができること、これからの日本のヨガセラピーの発展における重要な要素の一つかと 考えています。

今年もたくさんの素晴らしい学びと出会いに心から感謝しております。

そして、自分の身体に向き合って自分の心との繋がりを感じて”今ここにいることに感謝すること”

私たちがこのことを日々 関わるクライアントさんや患者さんに お伝えするのはもちろんのこと私達 ヨガセラピスト自身が自分を大切にし、今を楽しむことを忘れないを実践していきたいと思います。

“Continue enjoy my life”

最も印象に残ったこと

講義

Ho’Oponopono Embodied

hoponopono

古代ハワイアンから現代に伝わる心のクリーニング法が ホ・オポノポノといいます。とてもシンプルな方法で 心のなかで対象をイメージし

*I’m sorry
*Please forgive me
*Thank you
*I love youと

唱えます。その対象が例え 憎い病気でも例え 許せないDV夫でもです。唱え続けるうちに苦しかった心が溶けていきます。そして幸せになっていくという魔法と言われています。

この魔法の言葉とヨガポーズの融合が Ho’ Oponopono Embodiedでした。

ポーズをキープしながら深いため息 呼吸で心の中で一つの Wordを唱えます。各ポーズごとに

*I’m sorry
*Please forgive me
*Thank you
*I love you

終わったあとは心と身体がクリーニングされたようにスッキリし 感謝の気持ちが溢れます。精神的な辛さを持ったかた グリーフケアにも応用できるでしょう。

ポーズのキープの長さを調整しながらHo’Oponoponoヨガとして 明日からすぐに実践できそうです。


講師のMichelle Andrie

言葉

“Continue enjoy my life”

“Dying is Active”

“Dying is Active” とは最後の息とヨガセラピーのクラスで死生観についておはなしがありました。死生観と言うより生死観(仏教てきな意味を含めるとショウジカンと読むようです)

死の捉え方は宗教によって少し違うようなんですがこのクラスでは仏教 ブッダの死の捉え方がベースになっていました。

人は必ず死ぬ存在であり自分自身も例外ではない人は何処からきて死んだら何処にいくのかについて考えるよりも人生をどのように生きどのような最後を迎えたいのかを考えるべきだと言うことです。

学び

2018年12月にアメリカで受けたヨガセラピーではポーズのアレンジにシェイク(体や手足をゆする)を使っていました。今回の更年期のための ヨガセラピーのクラスでもやはり同様にシェイクが使われていました。揺れを体感することにより身体がより緩みやすくな 開放感が高まります。自分のクラスのアレンジメントの参考になりました。

マントラのクラスではマントラを唱えながらのビンヤサを行いましたがかなりのマインドフルネス効果があると体感しました。