石井及子
ヨガインストラクター
●プライベートヨガルームRAGA YOGA主宰
●日本ヨガメディカル協会の運営事務局兼公認コーチ
●沖ヨガ資格
●IHTAの1級ヨガインストラクター資格
以前は何をしていたましたか?
出産までは医療事務として循環器の病院で働いていました。出産後は9年の専業主婦を経て、子供の手が離れてきたのをきっかけにヨガインストラクターになりました。
その後、なぜヨガセラピーに興味を持ったのですか?
仕事もそうですが、両親が病気をしていたこともあり、医療現場に関わることが多く、その時に患者さんの精神的、肉体的ケアが医師や看護師だけでは不十分だと常々感じていました。
ヨガが病気の方に良いと感じ、病気の方向けのヨガがないだろうかとネット検索した時、日本メディカルヨガを知りました。
もともと病気の人がどうしたら少しでも楽になれるかを考えていたので、ヨガを知った時には、自分は元気な人向けではなく、元気がなくなっている人にヨガをお伝えしたいという気持ちが強く、ヨガセラピーでそれができるかもしれないと思ったからです。
日本ヨガメディカルで講座を受けた感想を教えてください。
具体的な手段にどうしても目を向けてしまいがちですが、一番大切なことは寄り添う姿勢であり、相手をむやみに変えようとすることは暴力にも値するということ知りました。頭でっかちになりがちな私を、協会の講座はいつも、大切なことを思い出させてくれてそこに引き戻してくれます。
実際にヨガセラピストになってみて感じたことはありますか?
実践していくと、ヨガセラピーは人にしてあげるものではなくて「お互いさま」であるということを知りました。
また、ヨガクラス、セッションを受けてくださる方を見ていると、やはりヨガは継続することで必ずその人が楽になれるものだと実感しています。私自身が沢山の恩恵をいただき、人生そのものが充実しています。お越しくださる方がいる限りヨガセラピーは一生続けていくつもりです。
現在の仕事内容を教えてください。
埼玉県川口市で地元密着型のヨガサークルを3つと、東京渋谷では、グループレッスンに参加しづらい方のためのプライベートヨガルームを開いています。
どんなスタイルのヨガを教えていますか?
ヨガのスタイルは流動的で、目の前にいる方に必要な物を補うよう、その場で即興で進めていくスタイルです。
職人気質、常にエンドユーザーと密接に関わっていたいという想いから、地元密着型のヨガサークルとプライベートヨガセッションを行なっています。実践で得た経験は何よりの学びという想いで、日々ヨガをお伝えさせていただいています。
今後の 抱負 を教えてください。
一般的なヨガよりも、もっと敷居が低く、自分を大切にする安心安全なヨガセラピーをもっと世間に方、そして医療現場の方に知っていただき、医療現場などでヨガが受けられる社会になっていくよう、私なりに働きかけていきたいと思います。