一日一日を大切に過ごすために、日めくりカレンダーを使っています。日めくりカレンダーには毎日、金言、格言の類が書いてあります。結構知らない言葉もあったりして、ググってみて、その言葉の意味を知り、なるほど!現代の私たちが抱える悩みの答えは先人たちが既にすべて知っているのだとつくづく思うのです。

今日の言葉が

「静中の静は真の静にあらず」

菜根譚

です。

「静寂な環境で感じる物静かな心は本物の静か心でははない。 雑踏の中でも静寂な心を得られるようになれば、それが生れながらの本当の心の在り方なのだ。」という意味。(Google先生に聞きました。)

ヨガマットの上で心を静かにすることができたとしても、それは本物ではなく、雑踏の中でも社会生活の中でも同じような境地になれてほんまもん、ということですね。

ここで当協会のヨガの定義なのですが

ヨガとは、自分自身の呼吸や体の動きに意識を向けることを通じ、心を落ち着かせる練習である。

日本ヨガメディカル協会
「ヨガセラピー入門講座」テキストで第1日目に学ぶヨガの定義です。

「呼吸とともに行うヨガは神経エクササイズだ。」とポリヴェーガル理論を提唱したポージェス博士は述べています。ここで言う神経エクササイズの意味は、交感神経から副交感神経に必要に応じてスムーズに速やかに切り替えることができるようにする練習ということです。

まずは、ヨガマットの上で、心を静める練習をして、一歩外に出てお同じ境地でいられるよう日々修行!