全世界のヨガ人口の増加に伴い、「瞑想」という言葉が比較的に違和感なく使われるようになってきた昨今ですが、実際に瞑想を習慣にしている方は、まだまだ少数派のようです。 その理由に、「難しそう」「やり方がわからない」「できているかどうかの確信がない」などがあります。

ヨガスートラにも書かれているヨガの本来の目的は「心の動きを止めること」。
つまり「瞑想」です。 とはいえ、勝手に頭の中をぐるぐると巡る思考を大人しくさせるのは至難の業。誰にとってもただ目を瞑りじっと座っているだけで頭の中を鎮めることは、大変難しいことでした。そこで、体を動かし、呼吸をリズミカルに合わせていくことで、心の動きを止めやすくなる「ハタヨガ」が生まれたのです。 つまりは今現在、一般的にヨガと呼ばれているものは、実はヨガのいくつかある業法の内の一つだったのです。

皆さんも、呼吸を合わせながらポーズを取ることで、少しでも心の動きが止められる感覚が得られたなら、次には日々の生活の中での「瞑想タイム」を習慣付けることをお勧めします。その時に大変役に立つであろう本がこちらです。


沖ヨガ協会理事長であり、龍村ヨガ研究所所長である、龍村修先生の著書
「あなたの心と身体をゆるめる 瞑想メソッド100」

瞑想初心者の方から、実用的に取り入れたい方、本格的に取り組みたい方、瞑想の歴史や専門的な知識、業法の細かな違いなどを知りたい方など、すべての方に必要とされる内容となっています。

世間のヨガや瞑想に対する解釈が、必ずしも正しいとは言えないこと、「瞑想」と「冥想」の違い、宗教における様々な瞑想に至るまで、その数は100に渡って書かれています。

この1冊で100の瞑想を知ることができるこちらの本、ヨガをされる方には大変お勧めです。