アメリカで学んだヨガセラピーを日本に広めたい
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理学療法士+ヨガセラピスト
ヨガで体を痛める原因と痛めやすい場所とポーズ
ヨガセラピーの認知度と普及率が高い国々
PMDD(月経前不快気分障害)とは
腰を痛めず前屈を深める
毎日「同じ時間に」運動することの健康効果
可動域と柔軟性とヨガ
信濃の森は星が輝きを増す季節
ポジティブ・サイコロジー(肯定的心理学)とは
当サイトは(社)日本ヨガメディカル協会が運営するヨガセラピーに関する情報サイトです。ヨガセラピー認定専用サイトも御覧ください。(免責事項

ヨガセラピーの学びのガイド

こんな「思い」がある方に、ヨガセラピーの学びは向いています

  • 病気や痛みを抱える方と向き合う仕事をしていて、薬や処置だけでは届かない部分に寄り添いたい
  • 自分自身が病気・ケガ・メンタルの揺れを経験し、「いつか同じような人の力になりたい」と感じている
  • ヨガを教える中で、生徒さんの不調や背景をもっと理解しながら安全にクラスを提供したい
  • 「年齢を重ねても続けられ、誰かの役に立つ仕事」を探している
  • 家族や身近な人の不調に対してヨガでできることを学びたい

私がこれまで出会ってきたヨガセラピストを目指す方々は、多かれ少なかれ、こうした 「誰かの痛みに寄り添いたい」「自分の経験を人のために活かしたい」という思いを胸に学びをスタートさせています。

バックグラウンドやご職業はさまざまでしたが、大別すると、以下の3つのタイプに分けられる傾向がありました。

  • 医療・看護・介護・支援職の方へ
  • ヨガインストラクター・スタジオ指導者の方
  • シニア・地域・家族のためにヨガを活かしたい方

ですので、このページでは、

  • 今のバックグラウンドや職業に合った入口となる講座のご案内
  • 認定を目指される場合は、認定までのおすすめの学び方

をわかりやすくご案内します。

医学的エビデンスに基づいたヨガセラピー(=研究によって科学的根拠が示された方法でヨガを提供することを大切にする、という意味です。)の体系的な学びが発展してきたアメリカでは、全米ヨガアライアンスのRRYT500などのティーチャートレーニングを修了したうえで、国際ヨガセラピスト協会(IAYT)が定める800時間以上のヨガセラピー専門プログラムを学ぶことが、国際資格取得の前提となります。

日本で唯一のIAYTのメンバースクールとして認定されている日本ヨガメディカル協会では、IAYTの教育基準を参照しつつ、日本の医療・介護・福祉の現場での即戦力を重視し、必要な学びを59時間(医療従事者向けは42時間)に凝縮した認定コースとして提供しています。なお、1講座からの単発受講も可能で、ご自身のペースで学びを進めることができるため、なかには最長の5年間をかけて認定にたどり着いた方もいらっしゃいます。

※本サイト「Yogatherapy(yogatherapy.co.jp)」は一般社団法人 日本ヨガメディカル協会 が監修するヨガセラピー情報サイトです。正式な講座情報・日程・お申し込みは、協会オフィシャルサイト(https://yoga-medical.org/)をご確認ください。

このページの使い方

  1. まずは、下の3つのタイプから 「今の自分に一番近いもの」 を選んでください。
  2. 「詳しく見る」から、あなたの立場に合わせた学び方ガイドへ進みます。
  3. そこで 「どの講座から始め、最終的にはどのように認定を目指していくか」 の流れを確認します。

「まだ認定まではイメージできない…」という方も大丈夫です。『いつかは、病気や痛みを抱える方にヨガで寄り添える自分になりたい』という気持ちがあれば、そこがスタートラインです。

あなたに近い入り口を選んでください

ここからは、あなたの“今の立場”に合わせて、学び方の入口をご案内します。どの入口から入っても、目指すゴールは同じ 「協会の認定を視野に入れた、体系的なヨガセラピーの学び」 です。

医療・看護・介護・支援職の方へ

病棟・外来・施設・在宅…現場で日々、痛みや不安を抱える人と向き合っているあなたへ。

  • 患者さん・利用者さんの不安や不眠、痛み、抑うつに非薬物的な支援としてヨガを取り入れたい
  • 看護・ケアの中で、「触れる」「呼吸をともにする」時間を持ちたい
  • まずは自分自身のストレスケアとしてヨガセラピーを知り、ゆくゆくは現場にも届けたい

そんな医療・福祉の方に向けて、

  • どの講座から始めると良いか
  • 認定までのおすすめのステップ
  • 病院・施設・訪問での「ヨガの使い方」のヒント

をまとめたガイドをご用意しています。

▶ 医療・看護・介護・支援職のための学び方ガイドを見る


ヨガインストラクター・スタジオ指導者の方へ

「ヨガが好き」から一歩進んで、「不調を抱える人にも安心して届けられるヨガ」を目指したいあなたへ。

  • 腰痛・膝痛・高血圧・心疾患・がん経験者・メンタル不調の方がクラスに増え、対応に不安を感じている
  • クラスにシニアの方が参加されて怪我をさせないか不安になったり、シニアクラスを担当することが多くなり、安全性や解剖学、疾患別の配慮を学びたい
  • 将来的には、医療・介護の現場とも連携していけるヨガインストラクターになりたい
  • 地域の高齢者に信頼されるスタジオを経営したい

そんなヨガ指導者の方に向けて、

  • ヨガセラピーとしての視点をどこから足していくか
  • 認定を視野に入れた講座の選び方・受講順
  • 「生徒さんの痛み・病気を尊重するクラス作り」のヒント

を解説したガイドをご用意しています。

▶ ヨガインストラクターのための学び方ガイドを見る


シニア・地域・家族のためにヨガを活かしたい方へ

資格や肩書きよりも、「身近な人の役に立つヨガ」を学びたいあなたへ。

  • 親やパートナー、自分自身のこれからのシニア期を考え、無理なく続けられるヨガとセルフケアを学びたい
  • 地域のサロン、公民館、自治体の健康教室などで、やさしいヨガや椅子ヨガを提供してみたい
  • 将来的には、シニアヨガや介護予防のクラスを自分のペースで開きたい

そんな方に向けて、

  • シニア期の身体の特徴と、安全な動き方の基本
  • 転倒予防・フレイル予防・むくみやこりなど、身近な不調へのアプローチ
  • 認定を目指す場合のステップと、家族や少人数のクラスに活かす方法

をまとめたガイドをご用意しています。

▶ シニア・地域・家族のための学び方ガイドを見る


迷ったときは

ここまで読んで、「自分はどこに当てはまるのか、まだピンとこない…」という方もいるかもしれません。その場合は、いちばん惹かれたタイトルのガイドから、まずは読んでみてください。ヨガセラピーの学びは、誰かの痛みや不安に寄り添いたい、という静かな願いから始まることがほとんどです。

その願いを、具体的な形にしていく道のりを、協会の認定プログラムとともに歩んでいけたらうれしく思います。