2019年6月29日づけで全米ヨガアライアンスから重大な発表がありました。恐らくヨガスタジオでは激震が走ったことでしょう。最初のお知らせから2時間も経たない内に「これは苦渋の選択であった」とのアップデートのお知らせがありました。

数ヶ月前にティーチャー・トレーニング(TT)について書いたように、アメリカではヨガ・スタジオがコンビニ並に乱立し、ティーチャー・トレーニング RYT200 は、スタジオのかなり大切な収入源になっています。それに伴い、この数年RTY200のコースの質が問われていました。ひいては、そのような状態を招いた全米ヨガ・アライアンス自体への大きな非難となってきていました。

そこで今回の発表です。非常にざっくりとまとめると、「RTY200ティーチャートレーニングのカリキュラムの少なくとも75%は E-RYT 500 の資格をもった人が教える必要がある。」というものです。

「E-RYT500とは、500時間のTTを履修し終え、4年以上、2,000時間の教えた経験を持つ者」ということです。

ただし、この規則の履行は2022年2月とのことです。